yui88chの日記

パニック障害になって考えたことや、それ以外、普段の生活で感じたことなど、お伝え出来ればと思っています。

少しだけの嬉しさ

昨日の朝、目が覚めて布団の中で横になっていると、隣の部屋から妻と娘の会話が聞こえました。

娘は、今から家を出ると、電車に乗るのが遅れ会社に着くのがギリギリか、少し遅刻しそう。そんな話が聞こえました。

私は妻に、車で送って行くか確認しました。そうして欲しいということで、すぐに布団から出て、車の鍵と免許証そして大事な抗不安剤をジャージのポケットに入れ車に乗り込みました。

寝るときは、上は T シャツ下はジャージのズボンですので、そのまま外に出ても大丈夫な服装でしたので、すぐに出られてよかったです。

駅までは車で5分ぐらいで着きますので、お腹が痛くなってしまったらどうしよう…という心配はありませんでした。

一番大事な薬ですが、これはどんなに近くても必ず肌身離さず(⁠✿⁠^⁠‿⁠^⁠)持って出かけます。

車に乗る時、特に少し長く乗る時は、途中で薬を飲む時間などがありますので、持って出歩くのは当然ですが、短い時間でも、よく言われているお守り、プラス絶対的な安心。

そのために車の中や、電車の中のような閉ざされた場所にいる時には、服を着るのと同じように必ず身につけています。

以前電車で近くに出かける時に、薬を忘れたことを全く気がつかずに乗って、何ともなく目的地に向かったところ、途中で薬がないことに気がつき、とにかくその瞬間から不安感でいっぱいになり大変でした。

その時は、たまたま出かける前に薬を飲む時間でしたので、なんとか無事に用事を済ませて帰ってきました。

もし帰りに電車に乗るのが不安であれば歩いて帰ろう、そのぐらいの覚悟で生活しています。(各駅停車でしたら、乗っても次の駅で降りられるので大丈夫ですが)

これからは涼しくなるので(夏場は車内が高温になるため、薬が傷んでしまうかも知れませんので)、車の中に必ず薬を入れておきます。また乗る時に確認をして出かけます。

話はそれてしまいましたが、もう家を出ていた娘をすぐに車に乗せ、そのまま駅へ向かいました。

前にも話しましたが、私は家族に対して、自分の生活スタイルを押し付けて、とにかく口うるさく、そして凄く厳しく接していましたので、娘は中学生くらいから私を嫌い、それ以降今まで、まともに娘と話したことはありません。(他人から見れば当たり前だと思います)

でも今回駅まで乗せて行き、降りるときに

小さい声で「ありがとうございました」と、よそよそしい言葉が返ってきました。(⁠●⁠_⁠_⁠●⁠)

家に戻り妻から、「降りるとき何か言ってた」と、聞かれたので「ありがとう」と、言われた。

何か不思議な会話が朝からありました。

私としては、役に立てて気持ちがよかったです。

今までにも、私一人で娘を迎えに行ったことや、妻と一緒に送り迎えをしたことはありますが、今回は娘が困っていたので、私の中で役に立てた、その嬉しさがありました。

今日、娘は体調が悪く会社を休みましたが、昨日もそうだったらしいです。

子供が小さい頃、私の、勝手なこだわりで、すごく嫌な思いをさせたので、当然嫌われても仕方がありません。

わたしが客観的にその時の自分を見たら、絶対に別れさせます。

やってしまったことはもう元には戻りません。後悔しても仕方がありません。

あの時の、あれがなかったら。

人生最大の失敗。多分もう絶対に取り戻せない時間。

自分のこれからの人生、本当に嫌な思いをさせてしまったこと、私はそれをずっと思いながら生きていくのでしょう。