私の息子は、小学校1年生の秋から、地域の野球チームに入って頑張っていました。野球が好きな私は、嬉しくてたまりませんでした。
私も途中から、お父さんコーチとしてチームに参加させていただき、それからは上手になって欲しいという思いで、子供と二人で夕方練習したり動画を見て研究したり、チームの活動日には、一緒に参加して過ごしました。
また、子供も野球が好きでよく練習していました。
正直なところ、野球でも息子に対して、
打てなかったり、いいピッチングが出来なかった時に、ひどく文句等を言ったりして、嫌な思いをたくさんさせてしまい、
【息子の野球なのに、勝手に自分の野球にしてしまった】。長年少年野球に携わってましたので、見ていて同じ様な保護者の方もいらっしゃいました。それを見て反省はするのですが、本当に申し訳なかったです。
本題の審判ですが、やりたい人、好きな人は、本当に感謝していましたが、実際は、ほとんどの方はやりたくない、それは会話や態度でわかりました。
私も絶対にやりたくない。しかし断れない。仕方なくやる。
少年野球の審判は、両チームの監督コーチと、周りで見ている保護者の方たちとの戦いです。運命なのか、私はなぜか球審をやる機会がすごく多かったのです。
「ストライク」、「えっ」、「ボール」、「えっあれがボール」。プロの審判でも、ストライクやボールの判定は難しいのに。
私は、テレビでプロ野球を見て、ピッチャーに合わせて、動きの練習は多少していましたが、週1回の試合をジャッジするのは、とても大変でした。
試合中に、嫌な言葉が聞こえてきたりする。そんなの当たり前です。お腹が弱い私だったので、審判をする前はよく、腹痛を抑える薬を飲んでいました。(まだ、パニック障害ではなかった時)。
パニック障害になってからは、抗不安剤と腹痛の薬、花粉の時期は、花粉の薬が必需品でした。
ではなぜやったのか。
【子供に偉そうに言って、自分は逃げるのか】最初はそれだけでした。
結果的に、中学の硬式野球までやりましたが、その後も、息子が高校野球が終わるまでは、お手伝いを含めて、お世話になったチームで、度々球審をやっていました。
今はうつ状態と、パニック障害が以前より良くないので、参加する事は控えています。
それと息子が高校野球が終わって、今は草野球をやっているのですが、そこには全く顔を出さず、(行ったら、息子が嫌がるでしょうし、のびのびやってほしい)公式戦の時に何度か見たぐらいです。
今は色々な年代の方達と楽しくやっているみたいです。ʘ‿ʘ
息子の、本格的な野球が終わり、今は、長期休止している状態です。
と言うのも、実際審判をやっていて、良いジャッジが出来た時や、周りの方に褒めていただいた時、それと何よりも気持ちが良いと感じたことは、球審の時にグランドに立って、そこから眺める景色(特に公共のグランド)はとても気持ちが良いです。
選手たちの試合に対する姿勢も真剣で、めざす夢や、希望に青春を感じました。
ですので、楽しいこともたくさんありました。出来ればまた参加したいと思いますが、今の状態ではやめておいた方がいいと思い、休んでいます。
少年野球などでは審判をやる方が不足していると感じます。
口に出して、周りに聞こえるような文句をいう方などは、やはり無意識に、子供達の野球なのに、自分の野球と思っている人が多いと思います。
少年野球の発展にも、審判をやっていて楽しいと思えるような状態を作ることも、必要だと思います。人は完璧ではありませんから…間違ったら直す、それに周りが文句を言わない、選手たちと一緒に上手になって、気持ちよく野球に取り組めれば良いのではないでしょうか。
(少し本題から離れましたが)
乁( •_• )ㄏ