子供が小さい時、年に1回は必ず、家族で旅行に行きました。
本当はもっと行きたかったのですが、
【何日間か家を留守にする】
それが私にとっては、とても怖かったのです。
また旅行に行く時は、
「体調の良い状態で行きたい」
との思いが強いので、旅行が決まってから、行く日が近づくにつれ、家族全員が風邪をひかないようにとか、お腹の調子が悪くならないようにとか、私の頭の中は、そればっかりになってしまい、食事もあまり喉を通らなくなります。
また間近になって、何かあってキャンセルをするのではないか。
キャンセルしたら、行かないのにお金を支払わなくてはならない。
そんな不安が、毎回ありました。
その様なことを考えてばかりいるので、
いざ当日になると、今までの気疲れで、行く前に体調が悪くなっていました。
また出かける前が大変で、数日前から、持って行く物の確認を何度もして、
当日出発前は、
窓の鍵の確認、ガスの元栓の確認、水道の蛇口の確認、冷蔵庫がちゃんと閉まっているかの確認、その他にも色々と確認し、冷蔵庫は、家を出る前に、扉にセロテープを貼って開かないようにしました。
「万が一開いてたら、帰ってきた時に中の物が腐ってる」そんな考えを持っていました。
ただ、家に猫がいまして、また当時は親が近くに住んでいて、猫のご飯やトイレの世話を頼んで旅行に行っていましたので、家を出てから、気になって戻ると言うことはなかったのですが、それでもこのような感じでした。
しかも、家を出る前の確認行為は、集中してやらないと、何か他のことを考えながらしていますと、「あれ、大丈夫だったかな」と、再度一から確認行動をしなければならないので、大変でした。
しかし不思議なもので電車に乗ってしばらくすると、「もういいや考えるのやめよう。」そう思うことが出来る、人間でした。
(やはり楽しみたい。その気持ちがあるからだと思います。)
不思議です(´⊙ω⊙`)!
その確認行為などがひどい私ですが、
一度海水浴に行った時に、ホテルに着いて、海水パンツを履こうと思った所、買ったばかりのパンツを家に忘れてきたことがあります。
妻はカンカンに怒っていました。ಠಗಠ
その時は、仕方なくホテルの売店で買いました。
本当に、一つのものごとにとらわれすぎて、他の大事なものを忘れてしまう。
これは、未だによくあります。
当時、携帯電話は、確か持ってなかったような気がしますが、
今でしたら、スマートフォンで、確認している場面を撮影しておけば、出先でも心配事は少しは減るのではないのかと思います。