ここからは、年末まで約2週間で起こったことを、順に書いて行きます。
日時や曜日などは曖昧な所が有りますが、起こったことの大部分は、今でも鮮明に覚えています。
まず休み明けに会社に行った時、仕事中、 急にクラクラして、頭を輪っかで、じんわりと締め付けられるような感じがしました。
こめかみから額の辺りが一番気持ち悪く感じました。この状態は時々でしたが、しばらく続きました。
運良く、近くに脳神経外科が有る病院で受診する事が出来ました。
診察の結果は、「今行ってる病院の先生の言う通りで大丈夫ですよ。薬もそのまま飲んでください」との話しでした。
私にとって、それは全く解決策にはならなかったです。
そしてその後、確か天皇誕生日を含めての3連休が有り、最初の日だったと思います。
車で、妻と家電量販店へ向かう途中大きな橋を渡り、その途中で 急に景色が迫って来るような感じがし、体がふわふわとしたような状態になり、運転が出来なくなりました。
運転は妻に代わってもらい、家電量販店に着いた途端に私は、血圧計のコーナーに行き、頭がパンパンになりながら何度も血圧を測り、不安は頭の中で頂点まで達しました。
それからと言うもの、食事がどんどん食べられなくなり、夜布団に入ると 、急に息ができなくなるような状態になり、どうしていいか全くわからなくなりました。
その時は、とても不安で怖かったです。
なんとか仕事納めの日までたどり着き、帰りに会社の方々とファミリーレストランで食事をし、食べ終わってから皆さんと話をしている途中、またクラクラしだして、とにかく先に帰らせてもらいました。
店を出た途端、救急車を呼んで欲しいと思うぐらい、景色が揺れる感じがして、歩けなくなりました。
しばらく休んで、もう一度、年末で開いているかわからない、会社近くの病院に駆けつけ、受付が間に合いホッとしました。
本当に、ラッキーだったとしか言いようがありません。
先日と同じ先生でしたがその時は、「MRI を撮って見ましょう」と言うことになり、結果をパソコンの画像で見せていただき、結果は全く問題が無いことが解りました。
初めて見る頭の中の画像は、すごく綺麗で神秘的でした。
最初の病院でも説明の時に、画像を見せていただけたら安心出来たのかもしれません。
そして先生の口から出た言葉は「今現在でも、医学では解明できない病気があるんです、しいて言うならば自律神経失調症です。」
そして、めまいの薬をいただき帰宅しました。
画像を見て思ったのですが、結局、血栓では無かった、と言うことが私の中ではっきりと分かりました。
1回目の検査で先生の、「大丈夫ですよ」だけでは少し不安だったので、画像は説得力がありました。
それからは、「原因は何なんだろう」と、不安で鬱々とした状態が出始めて来ました。